《特選の夏帯》　小千谷麻布　ガード加工　新品の【長尺】８寸名古屋帯です 着物・浴衣

【手績み　小千谷麻布】

小千谷市信濃川流域の遺跡から出土した、縄文土器の底部に麻布の痕跡がみられるように越後麻織物の起源はきわめて古く、正倉院には天平勝宝時代の調庸布が残り、鎌倉室町時代は将軍家への献上品としての記録が数多くあります。
江戸時代、武士の裃は麻が正装で需要が安定し品質が向上しました。

上質な麻織物を作るには、雪国の冬は湿度が高く最も良い環境です。
‟雪さらし”は繊維を傷つけずに晒せるため、現在も続けられ雪国の風物となっております。

　　　証紙より


豊かな大自然に育まれ、手間と時間とを惜しみなく掛けられた夏の織物【小千谷麻布】


麻の採取に始まり、その糸を手績みし、一本の作品に織り上がるまで…
全てが職人さんの手作業によって行われるため、大変に高価な松葉仕立ての逸品です。


絹や綿糸を混ぜた麻帯とは稀に出会いますが、こちらは、経・緯糸共に、越後の麻を１００％、贅沢に用い織り成された純麻布。


丁寧に織り上げられた麻布は、この上ない涼やかなお締め心地と艶やかな帯姿から、山の手の奥様方やお着物通の方、また呉服の関係者など、多くのお着物ファン魅了して止みません。


芭蕉布や宮古、八重山など沖縄の上布・夏の久米島・紅型のお着物、また越後上布や小千谷縮・夏の結城や大島紬、夏の黄八丈等々…
夏のお着物にはもちろん、単衣との相性もバツグンです。


悠久の時を経てなお愛され続ける、小千谷麻布ならではの極上の風合い…


最後となりましたが、４１０ｃｍという【長尺】のお仕立ての上、【ガード加工】まで施されているのもお勧めのポイントです。


美しい雪国で大切に育まれた【小千谷麻布】にしか感じ得ない艶やかな帯姿と、極上のお締め心地とを併せてご堪能下さい。

　　　　　～鎌倉ふわり～


【寸法】

長さ　４１０ｃｍ　　　幅　３１ｃｍ


【素材・状態】

麻
新品の、大変きれいなお品です。

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